家庭用脱毛器で永久脱毛って出来る?

脱毛器で処理する女性

「ケノン」や「nonoヘア」などの人気商品の台頭で、利用する人も増えてきた家庭用脱毛器。

そんな家庭用脱毛器の効果はいったいどれほどあるのでしょうか?

「こんな所の毛なんて一生生えて来なければいいのに!」とお悩みの方へ、永久脱毛出来る脱毛器はないのか調査してみました!

家庭用脱毛器で永久脱毛は出来るのか調査

家庭用脱毛器の最大のメリットは、1回買ったら基本的にはそれ以上お金がかからないというところ(経過劣化による部品交換費用等はありますが)。

更に、どこかのサロンやクリニックへ通わなくていいので、時間コストや精神的疲労も軽減させることが出来ますね。

そんな家庭用脱毛器で永久脱毛が可能なら、夢のような話ですが、実際はそんなこと可能なのでしょうか?

永久脱毛は不可能

結論から言うと、家庭用脱毛器で永久脱毛は不可能です。

永久脱毛するのに必要な光の出力は、一歩使い方を間違えると容易に人間へ危害を与えられます。サッカーの試合で、レーザーポインターで選手の目を射抜いて妨害するという事件があったことを、覚えていらっしゃる人には分かりやすいかと思いますが、強い光は使い方を間違えると十分凶器となり得ます。

きちんと知識と技術を身に着け、国から認められた施設・施術者でないと取り扱えないのです。

よって、家庭用脱毛器は「素人が手にしても、さほど大きな危険はない程度の出力」しか出せません。もちろんそれでも故意に誤った使い方をすれば、事故に繋がるので、説明書に書かれている注意事項はきちんと確認してください。

家庭用脱毛器でどこまで出来るのか?

永久脱毛は出来ないのであれば、いったい家庭用脱毛器はどこまでの効果が期待できるのでしょうか。

端的に言えば、脱毛器のタイプによって異なります。

脱毛器のタイプとは

詳しくは後ほど「家庭用脱毛器の種類」という記事にまとめますが、ひとくちに家庭用脱毛器と言っても色んなタイプがあります。

光脱毛タイプ

代表的なのは、光脱毛タイプです。エステサロン・脱毛サロンで利用されているものを、家庭用に小型化・簡易化したものが該当します。

光脱毛は、多少時間はかかるものの、肌へのダメージも痛みも少なく脱毛出来るので人気を集めています。

(※光脱毛の細かい仕組みは「光脱毛の仕組みとメリットとデメリット」という記事でまとめていますので、興味がある場合はこちらもご参照ください)

しかし、プロが使う脱毛器ですら効果を実感出来るのは平均で2年ほどかかります。それを、毎日必死に何時間も何時間も使ったとしても問題ない程度の出力に抑えている代物なわけですから、家庭用脱毛器の効果は、5年ほど使い続けても「何もしてないよりはマシ」程度だと言われています。

特に、光脱毛器は、数千回~数万回照射したら、部品を交換しないといけないものも多く、効果を実感出来る頃には、「脱毛サロンに通うのとあまり変わらないな」というぐらいの金額になりかねません。

抜毛タイプ

今は数が減ってしまいましたが、一昔前の脱毛器といえばこのタイプでした。2枚の金属の間に毛を挟んで、毛を抜いていく方式です。ピンセットのハイテク版のようなイメージでしょうか。

毛根から抜くので、カミソリで剃るよりはツルツル状態が続きますが、毛を無理矢理抜いてしまうために毛穴が広がったり、きっちり毛根から抜けずに、埋没毛を量産してしまう結果になるなど、デメリットが多い方式でした。

カッタータイプ

最近ではヒートカッターという、かみそり刃で切るというよりは毛先を熱で溶かすのに近い方式のものが主流ですね。カミソリで切るのとは違い、熱で溶かすようなものなので、毛先がチクチクしないのでVゾーンなどの自宅ケアに人気です。

ただ、毛を抜くのではなく、皮膚の表面から生えてきている毛を処理するに過ぎないので、その効果時間は短め。こまめなケアが欠かせません。

シェーバータイプ

電動カミソリに近いこのタイプ。男性のひげ剃りに近いルックスしています。

こちらもカッタータイプと同様に、皮膚から見えてきている毛を剃るだけなので、効果時間は短め。人によっては、朝剃っても、夕方にはまだブツブツしてきているという人もいます。

ドラッグストアなどで買えるカミソリと同じくらいの効果時間だと思ってOKです。ただし、カミソリとは違ってお風呂場で剃る必要はないため、毛穴や皮膚への負担は少ないのがメリットです。

皮膚の表面を傷つけにくい上に、抜毛ではないので、脱毛サロンなどの施術前自己処理を求められる場合には、シェーバーでの処理が推奨されています。普通のカミソリだと表面の表面まで削ってしまうので、皮膚が赤くなるなど、サロンでの施術が一部的に出来なくなってしまう可能性があるためです。お肌が弱いという方はシェーバーの購入も検討してみてください。

ムダ毛処理の分類

先程さらっと「抜毛」という言葉を使ってしまいましたが、脱毛と何が違うのかと思われるかもしれないので、解説を記載しておきます。

脱毛

クリニックなどで行うレーザー脱毛・ニードル脱毛は、毛を生やす組織に刺激を与えて破壊するもの。いわゆる永久脱毛に該当するのはこの2つだけです。

減毛

サロンなどで行う光脱毛で出来るのは、厳密には「脱毛」ではなく「減毛」です。レーザー脱毛同様、毛を生やす組織に刺激を与えますが、破壊するのではなく衰弱させるに近く、毛が生えてこなくなるわけではなく、細くて目立たない毛しか生えてこないようにするものです。毛細胞が衰弱して寝たきりになって、一切生えてこないこともありますが、カミソリなどで刺激を与えたり、環境が変化したりすると、また活性化して毛が生えてくる可能性はあります。

抜毛

毛抜きなどで、生えている毛を抜くことを指します。ブラジリアンワックスは、厳密には「抜毛」に入ります。綺麗に抜けば、皮膚の中に生えている分の毛も抜けるので、剃るよりは毛が生えてこない時間は長くなります。しかし、再生する組織自体は残っているので、脱毛とは異なります。

剃毛

カミソリやシェーバーなどで、皮膚の表面から見えている毛を剃ることです。一番オーソドックスな方法ですが、毛穴や皮膚を痛めたり、埋没毛が増えてしまったり、リスクがかなり高い方法でもあります。

除毛

クリームなどで、皮膚の表面から見えている毛を溶かすことです。体内にある毛には作用しないので、効果は剃毛と同じぐらいの時間しか持たないことが多いですが、クリームの成分によっては毛穴の中にも入り、体内に残っている毛も細くさせる効果を持つものもあります。ただし、それはあくまで今生えている毛に限ります。毛周期(毛が再生する周期)が巡れば、また以前と同じ濃さ・太さの毛が生えてきます。

結論:家庭用脱毛器では減毛までしか出来ない

結論としては、家庭用脱毛器では、「減毛」までしか出来ないということになります。ただ、ここで記載している分類は、明確に定義付けされているものではなく、誰も「脱毛とはコレのこと」と断定することは出来ません。よって、各メーカーが「脱毛器」と表記・呼称していても問題はありません。

ただ、そのせいで様々な誤解や混乱を招いてしまっていることも事実です。

もし永久脱毛のように「ムダ毛問題から一生解放されたい!」とお考えだったら、それは脱毛クリニックへ通うしかありません。

しかし、何らかの事情でクリニック等へ通うことは難しいから、家庭用脱毛器でなんとかしたいというのであれば、4~5年使い続けること覚悟で光脱毛タイプの家庭用脱毛器を購入してみると良いでしょう。

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