家庭用脱毛器比較【no no ヘア・ツーピーエス】

家庭用脱毛器を使う女性4

大手通販サイトの販売数ランキングで継続してランクインしている家庭用脱毛器、「no no ヘア」「ツーピーエス」

この2つを見たことがある方、ご存じの方も多いのではないでしょうか。

今回は、「no no ヘア」「ツーピーエス」それぞれの特徴や、違いを項目ごとにご紹介します。

※本ページにはPRが含まれます。

no no ヘアとは?

no noヘアは、日本で1978年に設立された、老舗美容・健康機器メーカー『ヤーマン株式会社』が開発・販売している家庭用脱毛器です。

no no ヘアを始め、ヤーマン株式会社の商品はテレビCMやネット広告など、通信業界で幅広くPRされていることから、人気が高く、利用者が多い特徴があります。

また、2009年の発売当初、多くの芸能人やモデルが宣伝したことでも有名になりました。

家庭用脱毛器といえば、脱毛サロンの施術方法である光脱毛に近い、光線を照射して脱毛を行うものが多いです。

しかし、nonoヘアは、「サーミコン式」のムダ毛処理器です。

サーミコン式とは、別名「熱線脱毛式」とも呼ばれているムダ毛処理方法です。

これは、光線を使用して、ムダ毛が生えている毛穴や細胞にダメージを与えて脱毛するものではなく、「熱を利用して、ムダ毛を焼いてカットする」方法です。

つまり、熱線を使用して、ムダ毛を焼き切り、ムダ毛の根本である毛穴にダメージを与えて、脱毛をします。

下記、サーミコン式脱毛の特徴をご紹介します。

肌に与えるダメージが少ないこと

「ムダ毛を焼き切る」と言うと、肌を焼くとか、肌に強いダメージを与えるようなイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。

しかし、サーミコン式脱毛は、肌に与えるダメージが少ないです。

なぜかというと、サーミコン式は、「ムダ毛を焼いて、カットする」脱毛方法なので、ムダ毛を毛抜きで抜いて毛穴を傷めたり、カミソリでムダ毛を除去して、皮膚を傷つけるということがありません。

ただ、熱を与えてムダ毛をカットするので、熱を感じることがあります。

どのような肌の状態でも使用できること

先ほど、家庭用脱毛器は光脱毛を使用するものが多いとご説明しました。

光脱毛は、ムダ毛にある黒い色素(メラニン色素)に反応し、光線を照射するため、日焼けがある肌や、タトゥーがある場合は、使用ができません。

しかし、サーミコン式脱毛は色素ではなく、ムダ毛を焼き切るので、日焼け肌やタトゥーがある方でも使用できるメリットがあります。

ムダ毛をなくす脱毛よりも、ムダ毛を目立たなくするものであること

no noヘアを始め、サーミコン式の家庭用脱毛器の口コミなどを見ると、「脱毛効果がなかった!」「光脱毛器の方が良かった!」などと、効果が実感できなかったという声が多数あがっています。

もともと、サーミコン式脱毛は脱毛をするものではなく、ムダ毛を焼き切ることで「ムダ毛を目立たなくする」効果を期待するものです。

そのため、「肌に優しく、安価に、ムダ毛を目立たなくさせたい」「脱毛というより除毛をしたい」という方に向いている脱毛方法です。

ツーピーエスとは?

ツーピーエスは1999年設立の株式会社ティ・ユー・エフが販売している家庭用脱毛器です。

ツーピーエスは、2011年発売以来、本格的な脱毛サロンで得られる効果に近い効果が実感できるということで、年々注目されています。

その結果、2016年4月に、大手通販サイト『楽天市場』で集計された『脱毛器・フラッシュ脱毛器楽天ランキング』でランキング1位を受賞しました。

それくらい、利用者が多く、豊富な実績があることが分かります。

ツーピーエスは、nonoヘアとは異なり、脱毛サロンの施術方法と同じ、光脱毛(別名、フラッシュ脱毛)で脱毛をする方法です。

下記、ツーピーエスの光脱毛の特徴をご紹介します。

肌に安全なIPL光線を照射すること

IPLとは、インテンスパルスライトの略のことを言います。

これは、他の光脱毛と同様で、IPLの光線がムダ毛にある黒い色素(メラニン色素)に反応し、ダメージを与えて、ムダ毛の根本である毛根や細胞にダメージを与え、脱毛をします。

IPL光線は、美容クリニックで使用されるレーザーよりも照射威力が弱いため、肌へのダメージが少ない特徴があります。

そのため、医師の資格がなくても、安心・安全に使用できます。

医師の資格がなくても、安心・安全に使用できる光脱毛だからこそ、家庭用脱毛器として使われても安心ですし、医師の資格を持っていないスタッフが施術できる脱毛サロンで多く利用されている、脱毛方法なのです。

そして、先ほどのnonoヘアのサーミコン式は、肌へのダメージが少ないとご説明しましたが、IPL脱毛は、サーミコン脱毛と比較して、さらに肌への負担が少ないと言えます。

美肌ケアができること

IPL光とは、もともとエステサロンで使用されており、ニキビ跡や毛穴の引き締めなどの美肌ケアとして多く施術をされていました。

先述した通り、肌にダメージを与えることも少ないため、継続して使用することで美肌効果も高めます。

期間をかけて、ムダ毛を薄く、少なくするものであること

IPL光で行う脱毛は、即効性があるものではありません。

ムダ毛の生え変わり(ターンオーバー)の周期に合わせて家庭用脱毛器を使用し、1年半~2年かけて、ムダ毛を薄く、少なくするものです。

no no ヘア・ツーピーエスの本体価格の違いを比較!

ここまで、no no ヘアとツーピーエス、それぞれの特徴についてご紹介しました。

続いて、2つの違いを項目ごとにご紹介します。まずは、「価格の違い」についてご説明します。

no no ヘア:30,652円(税込)

no noヘアは、最大照射数などはなく、使用を繰り返すことで、前よりも脱毛効果が落ちたと感じるときや、熱を放出する熱線が切れたり、曲がったときなどに「サーミコンチップ」の交換が必要です。

サーミコンチップは2個セット2,264円(税込)で、1個あたり1,132円(税込)です。

ツーピーエス:69,800円(税込)

ツーピーエスはカートリッジタイプなので、最大照射数を超えた場合、カートリッジの交換が必要です。

1カートリッジ、6,480円で交換ができます。

本体価格を比較すると、器具の交換などを含んでも、nonoヘアが安いことが分かります。

no no ヘア・ツーピーエスの寿命の違いを比較!

家庭用脱毛器の寿命とは、脱毛器本体が脱毛効果を発揮しなくなることを指します。

no no ヘア

先述した通り、no noヘアはカートリッジ交換の必要がありません。

そのため、本体が劣化し、使用できなくなるまで使い続けることができます。

no no ヘアの平均寿命は2年半~3年半だと言われています。

ツーピーエス

ツーピーエスは最大照射数を超えたらカートリッジを交換することで、継続して使用できます。

そのため、本体寿命は平均4~5年と長持ちする特徴があります。

また、ツーピーエスのカートリッジの最大照射数は、13万2千回です。(出力レベル8段階中、4レベルの場合)

no no ヘア・ツーピーエスの使いやすさの違いを比較!

no no ヘア

  • 光脱毛ではなく、サーミコン式脱毛であるため、照射チャージ時間はありません。電源を入れ、出力レベルを3段階の中から選択し、除毛した箇所に当てて、除毛を開始します。
  • 1時間充電をすると、約1時間半コードレスで脱毛ができます。また、充電をしながら使用もできます。
  • 本体の重さ約105g

ツーピーエス

  • チャージ時間(照射を待つ時間)は約3秒、待ち時間はほとんどありません。
  • 充電式ではなく、本体に付属している電源コードをコンセントに接続して使用します。
  • 本体の重さ約105g

使いやすさは、2つとも同様で、照射や出力の待ち時間、充電時間を待つストレスがないこと、本体の重さが軽いメリットがあります。

除毛?脱毛?脱毛の目的合った家庭用脱毛器を選択しよう!

今回は、no no ヘアとツーピーエス、2つの家庭用脱毛器について、そして、違いを比較紹介しました。

no no ヘアとツーピーエス、どちらも販売実績が多く、安心できるメーカーが販売している脱毛器です。

この2つの大きな違いは「価格」と「脱毛の目的」です。

価格は、no no ヘアが30,652円(税込)、ツーピーエスが69,800円(税込)と大きな違いがあります。

そして、脱毛の目的は、no noヘアが「ムダ毛をなくす脱毛よりも、ムダ毛を目立たなくするものであること」。

ツーピーエスが「期間をかけて、ムダ毛を薄く、少なくするものであること」と目的が異なります。

この2つの違いを理解して、自分の脱毛の目的はどうなのか?を考え、家庭用脱毛器を選択することをおすすめします。

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