脱毛業界も価格競争が激しくなり、以前は高額で手が出せなかった医療レーザー脱毛も、驚くような安い料金で受けられるようになってきています。
しかしいくら安いといっても、効果が得られなかったり、通い続けられないようなクリニックだったりした場合、コストが無駄になってしまいますよね。
せっかく医療レーザー脱毛を受けるなら、安くて質の良い脱毛を選びたいものです。
安い医療レーザー脱毛で失敗しないための見極めポイントをお教えします。
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★目次★
医療脱毛の専門クリニックかチェック
脱毛専門のクリニック、あるいは医療脱毛をメインに行っているクリニックは、医療レーザー脱毛に特化しているため、他のクリニックとは異なる特徴があります。
医療脱毛専門のクリニックは、料金が安く設定されており、スタッフも脱毛のスペシャリスト、また脱毛を受ける方へのサービスが充実している傾向があります。
相場や適正価格を知ることができる
医療レーザー脱毛は医療行為であっても自費診療のため、料金はクリニック側が自由に決められるのでバラつきがあります。
脱毛がメインではない一般的な美容外科や皮膚科などのクリニックでは、現在の相場とは大幅にズレた高額な料金設定のこともあります。
医療脱毛専門クリニックの料金設定を確認することで、医療レーザーによる部位別あるいは全身脱毛料金の相場や適正価格を知ることができます。
サービスが充実している
価格設定をはじめ、オプション料金の無料設定、アクセスや受付時間、予約システム、クリニック内の設備やスタッフ対応などあらゆる面において、医療脱毛専門クリニックは一般的な医療機関とは一線を画しています。
医療行為が受けられるエステサロンのように、対応や接客に力を入れているため、サービスが充実しています。
知名度が高く有名なクリニックは安心?
医療脱毛専門あるいは脱毛をメインに行っていて、知名度が高く有名なクリニックは、脱毛に特化しているため、スタッフも脱毛施術に高いスキルを持つスペシャリストである場合が多いです。
医療レーザー脱毛の症例数や実績が多ければ、様々なケースにも対応できますし、万が一トラブルが起こった場合の適切な対処にも慣れていると考えられ、より安心して施術を受けることができるでしょう。
コースの内容をしっかりチェック
安い医療レーザー脱毛を受けるのであれば、コース内容や支払い方法など料金については必ず知っておきたいポイントです。
期間や回数を確認
毛質や毛量、部位によっては、期限が回数が固定されていると、その範囲内で目標とする脱毛効果が得られない可能性があります。
人気のあるクリニックでは、予約が取りにくいために期間ばかりが過ぎてしまうことも。
期間内・決まった回数の中で処理がしきれなかった場合、追加料金がかさんで結果的に当初の予算をオーバーしてしまうことがあります。
期間の設定がなく、回数無制限、脱毛し放題などのプランであれば一番安心ですが、そのようなコースは初期の料金設定が比較的高めであることが多いので、自分の生活リズムと照らし合わせて適切なコースを選ぶことが大切です。
無期限・回数無制限でなくても、コースの設定期間が長いコースや期間内の回数に制限が少ないプランを選ぶことをおすすめします。
支払い方法の確認
自分に合った支払い方法が選択できるように、医療ローンや月額制プランなど負担の少ない支払い方法を導入しているクリニックもありますので確認してみましょう。
解約手数料なしの途中解約が可能か
もしも期待する効果が得られなかった場合や、肌質に合わない、遠方への引っ越し、妊娠のための施術中断などの理由でコースを途中解約することがあるかもしれません。
医療レーザー脱毛は医療行為のため、エステサロンとは異なり、基本的にクーリングオフもできませんし、基本的に途中解約しても返金を受けることができません。
しかし医療脱毛専門クリニックの中には、独自の返金システムを導入して、途中解約した場合でも解約手数料なしで残った回数分の料金を返金してくれるところもあります。
脱毛完了まで継続したくてもできない場合がありますので、このシステムがあると安心かつ便利でしょう。
コース終了後の割引制度
コースの期間や規定回数を終了した後も、少し気になる部分だけ脱毛を続けたいというケースもあります。
再度コースを申し込んだり、コースの回数を増やすと、コストがかかってしまいます。
クリニックによっては、コース終了後の1回ごとの脱毛料金が定価よりかなり安く設定され、毛量や肌の状態をみながら自分で追加回数を決められるところもあります。
コース+αでしっかり部位別の脱毛効果をチェックしたい人にはおすすめの制度ですね。
脱毛部位をしっかりチェック
大きく2つのケースについてご説明します。
全身脱毛の場合
複数の部位を脱毛したいと考えている場合、一般的に3部位以上を脱毛するのなら全身脱毛のコースを選択した方がコスト的に安いといわれています。
「絶対に腕しか脱毛しない!」という固い信念をお持ちでない限り、部位別のコースを組み合わせたり、ひとつの部位のコース終了後に別の部位のコースを契約したりするよりは、最初から思い切って全身脱毛にした方が結果として安い料金で脱毛できることも多いのです。
ただし全身脱毛コースを選ぶ場合、特に安い料金のコースだと、顔、うなじ、VIOが含まれていないことが多くあります。
これらの部位の脱毛を希望される方は、全身脱毛コースに含まれているかをしっかり確認することが大切です。
部位を選べるコースなどの場合
医療レーザー脱毛には、数箇所から好きな部位を選べるセレクトプランなど、決められた部位の中からいくつかを自由に選択できるコースもあります。
この場合には、自分が特に脱毛したい部位、ムダ毛が気になる部位がきちんと含まれているかを必ずチェックしましょう。
安いからといって契約しても、本当に脱毛したい部位の施術を受けなければ意味がありません。
VIOの脱毛を希望される場合には、ラインを整えるのか、全て脱毛するのか、粘膜ギリギリまで照射してもらえるのか、ということもカウンセリングや問い合わせで確認してください。
追加料金がかかるのかチェック
ひとことで脱毛料金といっても、医療レーザー脱毛には施術そのもの以外に様々な行為が伴うため、設定価格にそれらの料金が含まれているのかどうかを確認しておく必要があります。
追加料金が発生する可能性があるものを挙げておきますので、これらが無料なのかオプション料金がかかるのか、事前にチェックしておきましょう。
最近の医療脱毛専門クリニックは脱毛以外の追加料金が極力かからないように設定されているところが増えており、人気が高まっています。
初診料・再診料、カウンセリング料
カウンセラーによるカウンセリングは無料のことが多いですが、初診、再診は医師による診察なので医療行為としての診察代がかかることがあります。
医療脱毛専門クリニックでは初診料や再診料が無料というところも増えてきていますので、今後は脱毛においてはそのようなスタイルが一般的になるかもしれません。
剃毛代
医療レーザー脱毛の際には施術前に脱毛部分の剃毛が必要となります。
自己処理を徹底しておけば剃毛代を気にすることはありませんが、剃り残しがある場合や自己処理しにくい背中などの脱毛時には、クリニックで剃毛することになります。
剃毛代が追加で発生するのか、コース料金に含まれているのか、クリニックにより異なります。
予約キャンセル料
当日の予約キャンセルを認めていなかったり、キャンセルするとコースの1回分を消化したとする場合がありますので、契約前のカウンセリングでしっかり確認しましょう。
急用や突然の体調不良などやむを得ない場合を除いて、当日キャンセルはクリニック側にも迷惑をかけてしまいますので、自分自身できちんと予定を管理するよう心がけることも大切です。
施術後のケア・処置代
施術後のアフターケア代(お肌を鎮静化するクリームなど)や脱毛による肌トラブルに対する薬の料金が別途かかるのかどうか、事前のカウンセリングで確認しておきましょう。
打ち漏れの再照射・硬毛化保証
熟練したスキルで丁寧な施術を行っても打ち漏れが生じてしまうことはあります。
打ち漏れ部分の再照射を無料で行ってくれるのか、医療脱毛のリスクでもある硬毛化や増毛化に対して保証があるのか、ということもコストに影響してきます。
コース期間終了後でも脱毛が完了していない部分に対してある程度の期間の再照射を保証してくれるクリニックは良心的といえますね。
クリニックによっては無期保証がついているところもあるようです。
麻酔代
エステ脱毛よりも痛いとされる医療レーザー脱毛では麻酔を使用する方が少なくありません。
麻酔代に関しては、ほとんどのクリニックで有料となっていますので、痛みを軽減するためには必要な出費だと認識しておいた方が良いでしょう。
使用機種をチェック
医療レーザー機器として一般的に使用されているのはアレキサンドライトレーザーとダイオードレーザー、YAGレーザーの3種類です。
毛質や肌質、部位により使い分けるためには、より多くの機種が導入されているクリニックが良いかもしれませんね。
同じ料金なら脱毛効果の高い機種を選びたい!
これまでの主流はアレキサンドライトレーザーでしたが、最近では日本人の肌質に相性が良く、高出力で高い脱毛効果が期待できるダイオードレーザーがよく使用されることが多くなっています。
ダイオードレーザーの特徴は、目立つムダ毛だけでなく産毛や細い毛などの毛質にも反応して脱毛効果を発揮するところです。
ダイオードレーザーの代表的な機種としては、ライトシェアデュエット、ソプラノ、メディオスターなどが挙げられます。
ただし一般的には、というだけで機種との相性や脱毛効果には個人差があることをご理解くださいね。
同じ料金なら痛みの少ない機種を選びたい!
ダイオードレーザーの中で最も普及しているライトシェアデュエットは、従来の医療脱毛用レーザーと比較して、痛みが少なく肌への負担が少なくなるよう設計されています。
レーザーも広範囲に照射されるため、施術時間の短縮にもつながります。
ソプラノやメディオスターよりも症例数が多く、料金を安く設定しているクリニックが多いです。
最新機種のメディオスターは、従来のように毛根のメラニン色素ではなく発毛因子(バルジ領域)をターゲットとして破壊するので、痛みがほとんどなく、毛周期や肌質に関係なく施術できるという特徴があります。
ソプラノもメディオスターと似たシステムの機種ですが、導入されているクリニックが少ないため探しにくいかもしれません。
アクセスの良さをチェック
安い脱毛を選んでも、通院にかかる交通費が高くついてしまっては本末転倒です。
少なくとも5〜6回は通うことを考えると、クリニックへのアクセスの良さも重要になります。
家からの距離はもちろん、駅近であったり夜遅くまでやっているなど、通いやすさは大きなポイントでしょう。
設備やスタッフの対応をチェック
個室でプライバシーが守られているかなどの設備面や、女性スタッフが丁寧に対応してくれるかなどの接客面もチェックしておきたいところです。
設備
清潔な院内設備で安全な脱毛が受けられるか、施術に使用する消耗品などは可能な限り使い捨ても備品であるか、なども気になるポイントです。
カウンセリングや施術時の対応
カウンセリング時の質問に対して明確に答えてくれること、説明と施術内容にズレが生じていないかということも、良いクリニックを見極める大切なポイントです。
まとめ
安い医療レーザー脱毛を受ける際のチェックポイントについてご理解いただけたでしょうか。
知名度が高く実績のある医療脱毛専門クリニックや美容クリニックは、施術症例数も多いですしトラブル対応や接客においても信頼がおけると考えられます。
実際の経験者による口コミも大きな判断基準で参考になりますが、サクラや嫌がらせの書き込みのありますので、情報の取捨選択には気を付けてくださいね。
まとめてみると、痛みの少ないレーザー機種が導入されている医療脱毛に特化したクリニック、解約手数料なしで解約できるクリニック、初再診料やキャンセル料などの追加料金がかからないクリニック、アクセスが良く対応が丁寧なクリニックなどを選ぶのが安心でしょう。
きちんと事前の確認を行い、コストを抑えるだけでなく心身の負担が少ないクリニックを選び、安全で効果の高い医療レーザー脱毛を受けてくださいね。