早く脱毛を終わらせてしまいたいVIOですが、VIOは毛根が太く脱毛効果が出にくい部位であるとも言われています。
なぜVIO脱毛は効果が出にくいのか、その原因を教えます。
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VIOは毛根が太くて深いところにある
VIO脱毛が他の部位と比べて効果が出にくい理由には、まず毛根が太いことが挙げられます。
脱毛サロンのフラッシュ脱毛では光を当てることによって毛根にダメージを与え、毛を生えにくくしていきます。
他の部位の脱毛をするとわかるように、毛根がダメージを受けた部位は徐々に毛が細く、生えてくる量も減っていきます。
したがって、VIO脱毛のように元が太い毛の場合はなかなか毛が細くならないために効果が出にくく、効果が出たときちんと実感できるまでには時間がかかってそれなりの回数が必要となってきます。
また、VIO脱毛の毛根は皮膚の深いところにあります。
比較的皮膚の浅いところにある毛根には脱毛の光も届きやすいですが、皮膚の深いところにあればそれだけ効果が届きにくくなり、結果として毛があまり薄くならなかったと感じる人も多いのです。
皮膚の黒ずみが強い
VIOの中で特に皮膚の黒ずみが強いと言われているのは、IラインとOラインです。
デリケートゾーンに限らず黒ずみは皮膚が摩擦を受けることによってメラニン色素が生成され、そのメラニン色素が排出されなければそこに留まってできてしまいます。
メラニン色素のイメージは紫外線によるものが強く、紫外線のダメージを受けにくいVIOはメラニン色素とは無縁のように感じてしまいますが、実はVIOはメラニン色素の影響を受けやすい部位となっているので要注意です。
VIOの中で特に摩擦を受けやすい部位はIラインやOラインで、この2つの部位は下着やトイレットペーパーなどの摩擦によって黒ずみが生じやすくなっています。
同じように黒ずみができてもすぐに解消できる顔はケアをすることによって肌のターンオーバーを促すことができますが、IラインやOラインは自分では見えにくく、専用の美白ケア商品もあまりないためにケアを怠って黒ずみがどんどん濃くなってしまいます。
黒ずみがあることは見た目の印象を悪くするだけでなく、脱毛の効果を下げることになってしまいます。
フラッシュ脱毛や医療レーザー脱毛の光は黒いものに反応するようにできているので肌全体が黒ければそれだけ毛の部分への光の強さが弱くなってしまうのです。
VIOは痛みが強く熱量を下げてもらう人が多い
VIO脱毛は他の部位と比べ、痛みを感じやすい部位だと言えます。
先ほど触れたようにVIOは皮膚が薄いのに毛根が深いところにあるとともに、毛が太い部位となっています。
脱毛をすると太い毛が徐々に細くなっていくという点からも、痛みを感じやすいVIO脱毛では脱毛効果を高めるほど出力を上げて脱毛することができず、一回の効果も薄くなりやすいと言えます。
VIOの中でも特に光を当てる回数が必要なのはIラインとOラインで、この2つの部位では他の部位よりも黒ずみが強く刺激による摩擦を起こしやすくなっていて、肌の色の変化にも気付きにくいのがその理由です。
脱毛サロンではIラインやOラインを20回以上をかけて照射する人もいるほど厄介な部位となっていますが、そんなに多くの回数をかけなければいけないことにもIラインとOラインの黒ずみの濃さが関係しています。
脱毛サロンと医療レーザー脱毛で通常使われる脱毛器ではそれぞれ威力が違うため毛に対してできることも異なり、永久脱毛ができるのは出力が強い医療レーザー脱毛の脱毛器のみとなっています。
しかし、黒い色の毛に光を集中させるといった脱毛器の特徴は非常によく似ています。
どちらの脱毛器にも言えることですが、このような仕組みを持った脱毛器での脱毛は肌色の肌に黒い色の毛が生えているからこそ、光を集中させて脱毛効果を発揮することができるのです。
このことが意味しているのは、毛以外の肌が黒い場合には光が分散して毛に光が一直線に当たらなくなってしまうということです。
つまり、黒ずみに強い部位に脱毛効果の高い光を当てても、光の効果が半減してしまうために脱毛効果は薄れてしまうのです。
黒ずみの強い部分は毛でなく皮膚だったとしても熱を集めてしまうので、痛みが強くなりやすいと言えます。
そのため、その痛みに耐えられなくて施術中に出力を下げてもらう人も少なくありません。
しかし、この時に効果が薄れるからと言って我慢するのは正しいことではないのです。
なぜなら、ここで我慢をしてしまったら火傷をしてしまうリスクを高めることにもなるからです。
脱毛サロンやクリニックでは1回の施術料金が高いのでできる限り効果を出したいのもわかりますが、肌トラブルがあると後のケアが大変なので、耐えられないほどの痛みを感じた場合はすぐに言って出力を下げてもらうようにしてください。
デリケートゾーンの黒ずみを軽減するには?
デリケートゾーンの黒ずみが強いと脱毛をする時に痛みを強くしたり火傷のリスクを高めるなど、とにかく良いことがないですよね。
デリケートゾーンの黒ずみを軽減することは、見た目の綺麗さを保つためや摩擦による肌の負担を減らすなどの良いことがあります。
黒ずみの原因で最も多いのは、下着による皮膚への締め付けや洗う時にゴシゴシと強くこすり過ぎていることです。
下着選びには素材にこだわることがとても大切で、特に良いとされているのはシルク素材のショーツで、その次にコットン素材が良いと言われています。
洋服の更に内側となるショーツですが、摩擦だけでなく紫外線をカットしてくれる効果が高いものを選ぶことが重要なので、シルクのショーツはかなりおすすめです。
また、デリケートゾーンを洗う時にはゴシゴシと洗いすぎて摩擦を起こさないように注意するとともに、他の部位と石鹸を使い分けるのが良いでしょう。
最近ではデリケートゾーン専用石鹸もたくさんの種類が販売されているのでそういったものを使うのも良いですが、デリケートゾーンに使う石鹸は専用のものでなくても肌と同じ弱酸性のものを使えば大丈夫です。
洗う時には強くこすらないように気を付けて、優しく泡を乗せて2分程度の時間が経ったらぬるま湯ですぐに洗い流すようにしてください。
長時間石鹸を乗せていたり膣の中まで洗うと肌に必要な常駐菌までを洗い流すことになってしまい、肌を保護する機能が弱くなることで逆に黒ずみが強くなる可能性もあります。
膣までは洗わないように自分で範囲を確認しながら丁寧に洗うことで、清潔なデリケートゾーンを保つことができます。
自分で気になるのはVラインですが、IラインやOラインの方が黒ずみの色は濃くなりがちなので、VIO全てに洗い残しがないようにしてください。
汚れをしっかり落として常駐菌を残すことができれば、デリケートゾーンの黒ずみを解消することができるでしょう。
まとめ
デリケートゾーンの黒ずみが濃い状態だと、VIO脱毛の効果は薄れてしまいます。
だからと言って出力を強くするのもトラブルの元なので、1回の効果を高めたいと思ったら黒ずみを解消することが大切です。
VIO脱毛を始める前にはデリケートゾーンの黒ずみを濃くする原因となるようなことを無意識にやっていないかを再確認し、黒ずみが薄くなってから脱毛を始めることをおすすめします。
黒ずみが薄くなれば、脱毛効果もハッキリと実感できるようになりますよ。