背中脱毛のメリットとデメリット

メリットとデメリットを比べる女性

背中のムダ毛って自分で処理するのが難しいですよね。

色々と試行錯誤したけどやっぱり無理!と挫折して、背中脱毛を考える人も多いのではないでしょうか。

背中まで美しくいられたら素敵です。

だけど、背中脱毛はやってみたいけど、何かデメリットやリスクはあるのかな?と色々と不安に思ってためらうこともあるかもしれません。

今回の記事では、背中脱毛を考え始めた方に向けて、背中脱毛のメリットとデメリットについて説明していきます。

※本ページにはPRが含まれます。

背中脱毛のメリット

背中脱毛をしたら、基本的なことからおまけ的なことまで、いろいろメリットありますよ!

ムダ毛のない美しい背中が手に入る

背中脱毛をして、背中の毛がなくなると、つるんとした綺麗な背中を手に入れることができます。

これは背中脱毛の最大のメリットであり、多くの人にとって背中脱毛の一番の目的です。

背中の大きく開いた服やパーティードレス、そして水着など、背中のムダ毛を気にすることなく着ることができるようになります。

それに、普段の生活で襟ぐりの広い服やオフショルダーを着ても、人目を気にする必要がなくなるので、ファッションの幅も広がります。

さらに加えるなら、憧れのウエディングドレスを綺麗な背中で着たい思ったがことが、背中脱毛にトライするきっかけだったという人もとても多いようです。

また、背中のムダ毛が原因でくすんだように見えていた肌のトーンが明るくなったり、毛穴から毛がなくなることで毛穴が締まり、キメの整った綺麗な肌になる効果も期待できます。

自己処理から解放される

背中のムダ毛は自分ではなかなか処理できない場所です。

手の届く範囲は限られるし、カミソリなどは危険さえ伴います。

様々な脱毛グッズを使って工夫をして自己処理していた人も、そもそも自分での処理は無理だと諦めていた人も、背中脱毛をすることで自分で処理する面倒臭さや危険から解放されます。

これも背中脱毛の大きなメリットのひとつです。

ニキビの予防効果も

背中脱毛をして毛穴から毛がなくなると、毛穴が引き締まり汚れも溜まりにくくなるため、雑菌が繁殖しにくくなります。

これによってニキビが改善したり、ニキビができにくくなる効果が期待できます。

ただし、何度も炎症を繰り返して色素沈着を起こしているニキビに関しては、脱毛の光を当てることができない場合があります。

この後のコラムでも説明しますね。

コラム:背中のニキビと脱毛との関係

多くのサロンやクリニックでは、背中脱毛をする時にニキビができていても、広範囲に炎症を起こしていなければその部分を避けたり、シールで保護したりして施術を行なっているようです。

ただし、炎症のひどいニキビが広範囲に広がっていたり、何度も炎症を繰り返して色素沈着を起こしているニキビには、照射することができません。

クリニックのレーザー脱毛もサロンの光脱毛も、毛の色素に反応する特殊な光を使用しますので、炎症のひどいニキビや色素沈着を起こしているニキビだと光が反応してしまい、症状を悪化させたり、やけどを起こすリスクがあるからです。

脱毛によって毛穴が引き締まることでニキビが出来にくくなる効果も期待できることから、ニキビの予防効果を謳っているサロンやクリニックもあります。

しかしそれはあくまでも背中脱毛の思わぬメリットということであって、目的ではないことを認識しておいたた方が良いですね。

今は敏感肌やアトピー肌にも対応したクリニックやサロンもありますので、背中ニキビの気になる方は自分の肌の状態について相談してみましょう。

クリニックによっては、脱毛の前にまずニキビの治療を行なってくれるところもありますので、背中のニキビで悩んでいる方も背中脱毛を諦める必要はないですよ。

背中脱毛のデメリット

ちゃんと背中脱毛のデメリットについても把握しておきましょう。

背中脱毛で考えられるリスクも含めてデメリットとして考えてみます。

範囲も広く費用と時間がかかる

背中脱毛のデメリットといえば、費用と時間がかかるということがあります。

1回の施術時間で考えても、背中は範囲が広いため、照射時間は例えばワキのように数分という訳にはいきません(それでも最近の脱毛機は性能が上がり、以前に比べて照射時間が短くて済むようになってきています)。

また、背中は産毛が多く、濃くて太い毛に比べて脱毛の効果が出にくいため、照射回数が多めに必要となる傾向があります。

クリニックのレーザー脱毛もサロンの光脱毛も、毛のメラニン色素に反応する光を使用しますので、濃くて太い毛には良く反応し脱毛効果も高いのですが、産毛のような薄い毛には効果が出にくいからです。

そして、照射は毛周期に合わせてある程度期間を開けて行ないますので、照射回数が増えるということは、それだけ脱毛に通う期間も長くなるということになります。

各クリニックやサロンでは回数がセットになったお得なプランやコースなどが用意されていることもありますので、そういったものをうまく利用できると良いですね。

硬毛化・増毛化のリスクがある

硬毛化・増毛化というのは、施術をした後に逆に毛が濃くなったり増えたりする症状です。

特に産毛などの多い部位で起こる可能性が高く、クリニックでのレーザー脱毛の場合、おそよ10%の人に現れるそうです。

原因はまだ解明されていないそうですが、硬毛化・増毛化しても毛ですので、継続して照射を続けることで脱毛できるそうです。

サロンでの光脱毛よりはクリニックでのレーザー脱毛での方が起こるリスクは高いようですが、硬毛化・増毛化した場合の追加の照射を保証しているクリニックもありますので、カウンセリングの際などに確認することをおすすめします。

頻繁に起こるものではないのであまり心配し過ぎず、こういったリスクがあるということを認識しておくことが大切です。

毛囊炎ができるリスク

背中脱毛の施術後に、毛穴が白いブツブツとした炎症を起こすことがあります。

これは毛囊炎または毛包炎といい、脱毛で肌のバリア機能が弱ったところに、雑菌が入ってしまって炎症をおこしている状態とのことです。

見た目はニキビに似ているので、勘違いする人も多いとか。

皮脂の分泌の多い場所で多く見られるということで、背中も比較的起こりやすい場所のようですが、しばらくすれば自然に治ることも多く、それほど心配する必要はないようです。

ただしひどく炎症を起こしたり、痛みがある場合は施術したサロンやクリニック、または皮膚科に相談しましょう。

うなじもセットでやった方が良い

ほとんどのサロンやクリニックでは施術の範囲が部位ごとに分かれていて、背中とうなじは別の部位になっています。

背中脱毛だけやってしまうと、うなじとの境目ができてしまい、うなじの産毛が悪目立ちしてしまうといった事態になりかねません。

背中脱毛をやる時はうなじもセットで考えてみても良いかもしれません。

最後に

ここまで背中脱毛のメリットとデメリットについて考えてきました。

デメリットに関しては、背中脱毛だけに限ったことではなく、脱毛を考えた時に想定されるリスクという面が大きいです。

リスクがないとは言えませんが、きちんとリスクについても説明してくれるかどうかもサロンやクリニックを選ぶ時の判断基準になりますし、過度に心配する必要はないでしょう。

そう考えると最大のデメリットは費用と時間ということかもしれません。

だけど、自己処理の手間から解放されて綺麗な背中を手に入れることを考えると、そのメリットは計り知れません。

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