
背中のムダ毛を脱毛をするなら、クリニックでのレーザー脱毛の方が効果が高いという話はよく耳にしますよね。
だけどレーザー脱毛と言えば、気になるのがその痛み。
実際のところ背中のレーザー脱毛って痛いんでしょうか?それとも痛くないんでしょうか?
今回は、クリニックでのレーザー脱毛で、背中のムダ毛を脱毛する時の痛みについて、レーザー脱毛の仕組みや経験者の口コミを参考にしながら探っていきつつ、脱毛の痛みを軽減するために出来ることについても触れていきます。
★目次★
レーザー脱毛の痛みにまつわるエトセトラ
レーザー脱毛をする時痛いと感じてしまう理由は、レーザー脱毛の仕組みと関係があります。
そして特に痛いとと言われる場所、そんなに痛くないと言われる場所があるんです。
レーザー脱毛の仕組みと痛みの関係
レーザー脱毛では、毛の黒い色に反応する特殊な光を肌に照射して脱毛を行ないます。
脱毛の仕組みをおおまかに説明すると以下の通りになります。
- レーザーの光を照射すると、毛根のメラニン色素が光を吸収し熱を発するという反応が起こる
- 発生した熱が、毛乳頭などの毛を作り出している組織を破壊する。
- 破壊された組織に生えたいた毛は、しばらくすると(1週間くらい)自然にスルッと抜け落ちる。
- 毛を成長させる組織が破壊されると、そこからは毛が生えなくなる。
つまり、レーザーの光に毛の黒い部分(メラニン色素)が反応し熱を発することで、毛の製造部にダメージを与えてるんですね。
この時、痛みを感じてしまうということです。
レーザー脱毛には痛みが伴ってしまうというのは、このようなレーザー脱毛の仕組みにあるんですね。
この痛みの感じ方には個人差があって、全く平気だと言う人もいれば、我慢できる痛みのレベルと言う人、脂汗が出る程痛いという人、我慢できない!二度と無理!と言う人など、さまざまです。
そしてレーザーを当てる場所や、毛の色・太さなどの毛質によっても痛みの感じ方は違ってきます。
レーザー脱毛の痛いと言われる場所は?
①VIOライン
レーザー脱毛で、最も痛いと言われているのはVIOラインです。
デリケートな部分ですが、毛質が黒くて太く、毛量も多いため強い痛みを感じてしまう人が多いんです。
ここも個人差があるのですが、Iラインの部分が一番痛いという人がいる一方で、Vの部分の方が痛みが強かったという人もいて、人によって違いはあります。
どちらにしても、歯を食いしばって耐えたとか、涙が滲んだとか、思わず声が出たなどなど、痛みに耐えて頑張った声が多数です。
ただし、エリアが狭いため、実際の照射時間は短時間で済みますし、そういった毛が太くて濃い場所は、レーザー脱毛がよく反応し、効果を実感しやすい場所なので、痛みにも耐えがいがあるってものです。
ちなみにVラインとIラインに比べると、毛質も細く量も少ないOの部分は比較的楽に感じるようです。
そして嬉しいことに、照射の回数が進むと毛がたんだん少なく細くなっていくため、痛いと感じる頻度も少なくなっていくようですよ。
②顔
意外と人気の顔脱毛も、痛いと言われることが多い場所です。
毛質としては薄くて細い産毛が多い場所なので、レーザーに反応して発生する熱による痛みは少ないとされています。
ただ、皮膚が薄く、繊細で敏感な場所でもあり、骨に近い場所は響くような痛みがあるそうです。
頬や顎のあたりは比較的痛みも少ないようですが、鼻の下や額などは人によってはすごく痛いと感じるようです。
ちなみに私の経験から言うと、鼻の下は確かに痛くてちょっと涙が滲みました。
骨というか歯に響くような痛みと言いますか。
でもレーザーを当てるのは、ほんのちょっとの時間なので耐えられました。
③脇
脇も毛質が濃くて太いため、痛みを感じやすい場所の一つです。
バチンバチンと輪ゴムではじかれるような痛みという表現をよく目にしますが、この表現は脇の脱毛の時のことをよく表しています。
ただし、痛みに我慢できずに脇の脱毛を諦めたという人の話はほとんど聞きませんので、そんなに怖がる必要はないでしょう。
黒くて太い毛は、レーザー脱毛の効果も出やすく、照射の度にスルスルと抜けていく効果を思うと、耐えられない程の痛みではないといった声が多数です。
照射時間も数分ずつで済みます。
背中は比較的痛くない場所
レーザー脱毛の仕組みや、その痛みを感じる特徴から言えば、背中はレーザー脱毛する時に比較的痛くない場所のようです。
もちろん施術範囲が広く照射時間が長くなりがちで、濃い毛が生えていたり、背骨沿いや腰の骨のあたりなどは痛いと感じる場合があるようですが、おおむね痛みを感じにくいと言ってもよいでしょう。
レーザー脱毛の痛みについての体験談や口コミを見てみても、背中のレーザー脱毛が痛くて我慢ができないといった話はほとんど見かけません。
逆に背中は痛くない、大丈夫といった声の方が多く見られます。
ただし、ここはどうしても個人差がある部分なので、一概に痛くないとは言えないです。
痛いと感じないためにできること
レーザー脱毛を受ける際に、なるべく痛いと感じないために自分でできることがあります。
そしてクリニックだからこそ、痛みを軽減するため用意されているものもあるんです。
保湿をして肌の状態を整える
保湿をして肌の状態を整えておくことは、レーザー脱毛の痛みを軽減するのに大切です。
乾燥した肌や、荒れた肌は刺激にも敏感なため、レーザーを当てた時に痛みを感じたり炎症を起こしやすくなります。
それを防ぐためにも、レーザーの照射を受ける前は、しっかりと保湿をして肌の状態を整えておくことが大切です。
不規則な生活習慣も肌の調子を悪くする可能性があるので、食事や睡眠、運動など、普段から気をつけて体調とお肌を整えておくようにしましょう。
月経中または月経前後の施術は避ける
生理中、そして生理前や生理後もホルモンバランスの関係で肌がいつもより敏感になってしまうことがあります。
レーザー脱毛を受けるときは、そういった時期をずらすようにするのも一つの方法です。
麻酔を使う
レーザー脱毛を実施するのはクリニック。
つまり医療機関です。
クリニックによっては、どうしても痛みに耐えられない場合に備えて、痛みを軽減するための麻酔クリームや麻酔テープ、笑気ガスなどの用意があります。
これらを使用することで、全く痛みがなくなる訳ではないようですが、かなり痛みを抑えることができるようです。
こういった麻酔は、VIOの施術の時に使用するという人が多いようですが、もし背中をやる時にどうしても痛い!となった場合は、麻酔を使用するという方法があるというのは覚えておいてもよいですね。
ただし、麻酔テープや麻酔クリームは施術の30分から60分前に使用しておかないと麻酔の効果が出ないようなので、事前に準備をしておく時間が必要です。
またクリニックによっては使用できる麻酔の種類が限られていたり、そもそも麻酔の用意がないところもありますので、事前に確認しましょう。
最後に
レーザー脱毛の痛みの感じ方には個人差があって、VIOの部分でさえ、チクッとする程度だったという人もいるほどです。
しかし、多くのクリニックでは、レーザー脱毛は多少は痛いものだということはカウンセリングの際などにも告げられます。
そして麻酔の用意を始め、より痛みの少ない新しい脱毛機を導入したり、施術する場所を冷却したりと、痛みを軽減するために努力も行なっています。
背中のレーザー脱毛が痛いのか痛くないのかと問えば、おそらく他の部位に比べたらそれほど痛くないと言えます。
そんなに怖がる必要はなさそうです。
是非ツルツルの背中を目指しましょう。