「永久脱毛をやりたい!」と思っても、インターネットで永久脱毛について検索をすると、「永久脱毛は体に悪い」「副作用がある」「やめた方が良い」という記事をよく目にします。
本当のところ、永久脱毛は体に悪いのかどうか、ということについて徹底的に調べたものをご紹介します。
※本ページにはPRが含まれます。
★目次★
永久脱毛は体に“悪くない!”
まず、結論からご説明します。
永久脱毛は、体に悪くありません。
今回は、永久脱毛が体に悪くない理由をご説明します。
ただ、「体に悪い」と言われるのは、嘘ではありません。
それは、「この時期に永久脱毛をしない方が良い」または、「起こる可能性がある副作用」について「体に悪い」という表記がなされていたのです。
こういったリスクについてもご説明します。
永久脱毛が体に悪くない理由Q&A
まずは、「永久脱毛が体に悪いのではないか?」とよく質問があがる事例を、Q&A形式でご説明します。
Q 1:血管や心臓、内臓に悪影響がないか?
美容クリニックで行うレーザー脱毛も、脱毛サロンで行う光脱毛も、皮膚にレーザーあるいは光を照射します。
そのことから、血管や心臓、内臓などの体の器官に悪影響はないか?と質問があがることが多いです。
これは、「A:悪影響はありません」
レーザー脱毛も、光脱毛も、皮膚の表面から5mm以下の箇所にレーザーや光が届くだけなので、体の内部である血管や心臓、内臓に悪影響を及ぼすことはありません。
Q2:皮膚がんになることはないか?
よく、インターネットで「永久脱毛をしたら、皮膚がんになる」という記事が表示されますが、
「A:皮膚がんになることはありません」
なぜかというと、レーザー脱毛も、光脱毛も赤外線に近い成分であるためです。皮膚がんの原因は、「紫外線」だと言われています。
赤外線と紫外線は異なる性質です。
そのため、永久脱毛をしても、皮膚がんになることはありません。
Q2:ワキガになることはないか?
「永久脱毛をするとワキガになる」という話は、インターネット上でよく目にしますよね。
これは、
「A:ワキガになることはありません」
今までワキガでなかった人は、永久脱毛が原因でワキガになることはありません。
ただ、「ワキガになったかもしれない…」と勘違いを起こす可能性はあります。
勘違いを起こす可能性についてご説明します。
ムダ毛がなくなった毛穴に老廃物や皮脂が溜まること
脱毛をすると、今までムダ毛が生えていた毛穴からムダ毛がなくなり、毛穴だけが残ります。
その結果、今までムダ毛で老廃物や皮脂が溜まることがなかった毛穴に、老廃物や皮脂が溜まります。
これらが酸化して、臭いが発生することがあります。
気になる方は、毛穴をチェックしてみてください。
もし、皮脂が溜まっているな…と思ったら、お風呂に入った際に皮脂を出したり、老廃物のクレンジングをするとよいです。
脱毛により、ワキ汗が増えたこと
脱毛をすると、脱毛の刺激で一時的にワキ汗が増えることもあります。
また、「汗が増えたらどうしよう…」という精神的な思い込みで「精神的発汗」という症状を起こし、汗が増えることもあります。
こういったことが原因で「ワキガになった」と勘違いをする方も多いです。
ワキ汗が気になる場合は、デオドラントクリームなどを塗って、臭い対策をとれば、安心です。
永久脱毛の施術を避けた方が良い時期もある
永久脱毛は、体に悪くないとご説明をしましたが、永久脱毛の施術を避けた方が良い時期もあります。
この時期に施術をすることが「永久脱毛は体に悪い」と言われることもあります。
妊娠中や授乳中
ほとんどのクリニックや脱毛サロンが「妊娠中や授乳中のお客様はお断りします」と注意事項に書いています。
それを、「永久脱毛は胎児に影響がある」ということで体に悪いと言われることもありますが、これは、間違いです。
「永久脱毛は胎児に影響がありません」。
では、なぜ、妊娠中や授乳中に永久脱毛の施術を避けた方が良いのかというと、脱毛は毛が生え変わる周期や整理の周期に合わせて行います。
そのため、1か月半~3か月に1回の施術というサイクルができているのです。
しかし、妊娠中や授乳中は、生理もストップしていたり、ホルモンバランスも崩れやすいので、体の通常のサイクルが乱れがちです。
そういったときに、永久脱毛をすると、脱毛効果が出づらいです。
それが理由で、妊娠中や授乳中の永久脱毛避けた方が良いと言われているのです。
「影響がない」のはあくまで理論上の話
レーザーや光脱毛の光の性質や、光が届く範囲などを理論的に考えた結果、影響がないと言われています。
しかし、妊婦さんに脱毛を受けてもらい、胎児に本当に影響が出ないのかといった人体実験は、法律的に行うことが出来ません。
実験結果に基づいた答えではなく、あくまで「理論上は問題ない」という範囲ですので、私は妊娠中・授乳中は絶対に脱毛しないことを強く推奨します。
生理中
先述した通り、生理中は、ホルモンバランスが崩れやすいので、通常の体のサイクルにならないことが多いです。
そのため、生理中に永久脱毛をしても、妊娠中や授乳中と同様で、脱毛効果が出づらいです。
また、生理中は経血が出てしまうので、衛生的にもよくありません。
サロンやクリニックによっては生理中でもVIOゾーン以外なら施術可能というところもありますが、普段より感覚が鋭敏になりがちなので施術を断る所の方が多いです。
私は生理前に光脱毛を受けましたが、ほとんど痛くないと言われている光脱毛ですら痛いと感じましたので、生理前・中・直後は避けることをオススメします。
永久脱毛で起こる可能性がある副作用
ここまで、永久脱毛は体に悪くない理由と、体に影響が出ないために施術を避けるタイミングについて説明しました。
続いて、永久脱毛をして、起こる可能性がある副作用についてご紹介します。
リスクを知らずに施術をして、「永久脱毛は副作用がある!=体に悪い」と言っている現実があります。
ここからご紹介するリスクを、予め知って、理解して、施術方法を決めていればリスク管理ができます。
施術でヤケドができる可能性がある
これは、クリニックで施術を受けるレーザー脱毛で起こる可能性がある副作用です。
クリニックで施術をするレーザー脱毛は、脱毛サロンで施術をする光脱毛と比べて、照射する出力が強い特徴があります。
そのため、出力が強いレーザーを浴びて、ヤケドを起こす可能性があります。
また、レーザーは、色素沈着をしている部分(メラニン色素)を見つけて熱を持つ特徴があるので、シミやホクロなど、皮膚の色素沈着がある部分に反応して熱を持ち、ヤケドをするリスクがあります。
一方、脱毛サロンの光脱毛は、照射をする出力が弱いので、ヤケドをする可能性はほぼありません。
ワキ汗の量が増える可能性がある
これは、「永久脱毛をしても、ワキガになることはない」というところでご説明した内容と重なりますが、施術後は、施術の影響で一時的にワキ汗が増えることがあります。
あるいは、初めて脱毛をして、「汗が増えたらどうしよう」「臭いがしたらどうしよう…」と不安になり、無意識に精神的負担をかけてしまい、精神的なことが原因で、ワキ汗が増えることがあります。
毛嚢炎を起こす可能性がある
これは、施術を行った際に、肌のバリア機能(肌を外界の刺激から守る機能)が傷つき、傷口から細菌が入り、ニキビのようなできものができてしまうことを言います。
これを「毛嚢炎」と言います。
万が一、毛嚢炎を起こした場合は、炎症を起こした箇所を清潔にして、刺激を与えないように気を付けましょう。
永久脱毛のリスクを理解すれば、永久脱毛は体に悪くないことが分かる!
- 永久脱毛が体に悪くない理由
- 永久脱毛の施術を避けた方が良い時期について
- 永久脱毛をして起こる可能性がある副作用について
今回ご紹介したポイントをしっかり理解すれば、永久脱毛は、体に悪くないことが分かります。
リスク管理をして、安心して永久脱毛を受けてくださいね。