
「レーザー脱毛をすると、シミが増える・皮膚がんの原因になる」といった話を聞いたことがありませんか?
顔のうぶ毛が気になるので顔脱毛にチャレンジしたいけれど、そんな怖~い噂が気になって一歩踏み出せない……という方、いらっしゃるかもしれません。
顔脱毛には多くのメリットがあるので、顔の毛について悩んでいる方にはぜひチャレンジしてもらいたいんです!
でも「怖い、不安」という気持ちを抱えたままでは、なかなか難しいですよね。
そこで今回は、顔のレーザー脱毛にまつわる黒い噂と、それがはたして本当なのか?というところにスポットライトを当ててみましょう。
★目次★
レーザー脱毛にまつわる黒い噂?
あなたはこんな噂を耳にしたことがありませんか?
- ニキビができていると、レーザー脱毛はできない
- ホクロのあるところは脱毛できない
- レーザー脱毛をしたらシミが増えてしまった
- レーザー脱毛の光は強いから、皮膚がんの原因になる
どれもそれらしく聞こえますね。でもはたして、真相はどうなのでしょうか?一つひとつ、項目ごとにチェックしていきましょう!
ニキビができていても脱毛できる?
ムダ毛も気になりますが、ニキビも同じくらい気になりますよね。
「ニキビは青春のシンボル」なんて言われた時代もありましたが、現代では「大人ニキビ」に悩む人も増え、もはや青春時代だけの問題ではなくなってしまいました。
デリケートな肌質だったり、ストレスを抱えていたり、現代の女性は常に肌トラブルを戦っています。しょっちゅうニキビや吹き出物が顔に出て、悩んでいる方もいるでしょう。
少しでもニキビがあると脱毛できないのでは困ってしまう……。でももし無理にレーザーを当てて、ニキビが悪化してしまうのも避けたいですよね。
でも大丈夫!ニキビがあっても、レーザー脱毛を行うことは可能です。もちろん炎症がひどいときなど、状況によっては脱毛を見送ることもあります。しかし「ニキビがあったらもう顔脱毛できません!」というわけではないので、ニキビに悩んでいる方も、まずは一度相談へ行ってみては?
一般的に、エステでの光脱毛はレーザーより出力が低いので、トラブルは起こりにくいと言われています。しかしそれでも100%トラブルが起こらないとは限りません。
しかもエステティシャンは医師でも看護師でもありませんから、「少しくらいお肌にトラブルがあっても大丈夫ですよ」と言われても不安が残りますよね。
その点クリニックのレーザー脱毛であれば、事前に医師がきちんと診察を行ったうえで施術に入るので、安心感があります。
ホクロがある部分の脱毛はどうなるの?
脱毛するからにはツルツルを目指したいですよね。もちろん、ホクロの部分だって例外ではありません。
ホクロから毛がぴょこんと生えている……なんてこともありますし、自己処理も難しい場所です。
しかし、ホクロがあると脱毛は無理だという噂もあります。
本当のところはどうなのでしょう?
結論から言うと、ホクロ部分の脱毛は難しいです。
それはレーザー脱毛の仕組みに理由があるんですね。
レーザーが黒い部分に反応するということは、ご存知の方も多いでしょう。
ホクロはかなり色が濃いので、レーザーの光をよく吸収してしまいます。
するとレーザーの影響でホクロが薄くなったり、消えてしまったりする場合があるのです。
またそれだけでなく、ひどいケースでは炎症を起こす、ヤケドになるといった危険まで考えられます。
薄くなるだけならまだしも、そんなの怖いですよね!
そのためホクロのある部分には、通常の場合、レーザー照射は行いません。白いテープなどでホクロを隠しておくことがほとんどです。
稀に小さなホクロであり、かつ消えてしまっても問題ないということであれば、そのまま脱毛することもあるようですよ。
もしすべてキレイに脱毛したいのであれば、まずはホクロから対処する必要があります。
ホクロの美白や、場合によっては除去が必要です。
そういった希望がある場合も、事前に医師に相談しましょう。
気になることがあれば、とことん聞いておく!
これが納得のいく脱毛のコツです。
レーザー脱毛によってシミができたって本当?
ここで「レーザー脱毛をしたらシミができてしまった!」という口コミをご紹介します。
こういった話を耳にされた方も多いかもしれませんが、実際のところはどうなのでしょうか?
レーザー脱毛でシミができた?とある女性の体験談
自己処理をしても、よけいに濃くなるようで不安でした。
そんなとき友人から「顔脱毛」の話を聞いて、わたしもやってみよう!と自宅近くの美容クリニックへ行くことにしたんです。事前の説明もとても丁寧で、安心して施術に臨んだのですが……施術後、頬の部分にうっすらとシミのようなものができていました。
脱毛前までそんなものはなかったし、明らかにレーザーが原因だと思いました。キレイになるためのレーザー脱毛でシミができるなんて……かなりショックでした」
さて、いかがでしょうか。
こんな話を聞いたら、「レーザー脱毛なんて怖くて無理!」と思ってしまうかもしれませんね。
でも、じつはこの話には続きがあるんです。
青い顔でクリニックに駆け込んだ女性でしたが、事情を話すと医師は落ち着いた様子で「医療レーザー後、一時的に色素沈着が起こりやすくなる」という話を聞かせてくれたそうです。
言われてみれば事前のカウンセリングでも説明を受けていたのですが、正直なところ女性はそこまで細かく話を聞いていなかったんですね。
結局クリニックでもらった保湿剤を塗り、自宅でのセルフケアを続けた結果、肌はもとのキレイな色に戻ったそうです。
レーザーによる色素沈着はほとんどが一過性のもの
このようにレーザーの影響で、一時的に色素沈着が起こる場合があります。
医療レーザーの力は非常に強いため、色素沈着の他にも「皮膚の赤み」や「ヒリヒリとした痛み」といった副作用があるのです。
しかしほとんどの場合、症状は数日で治まります。
ですのでそれほど神経質になる必要はありません。
ただし注意も必要です。
というのも脱毛後の肌は軽いヤケドを負った状態で、非常にデリケートになっています。
そこで保湿を怠ると肌のダメージが進行し、ターンオーバーが乱れ色素沈着が残ってしまうこともあるのです。
そんなことになっては大変ですから、脱毛後のケアは特に念入りに行なってくださいね。
レーザーが皮膚がんの原因に?
レーザー脱毛が皮膚がんの原因になるのでは?という話を聞いたことのある方もいらっしゃるかもしれません。
が、これこそ根拠のない都市伝説です。
日本医学脱毛協会によると、
「レーザーの光は皮膚表面から3~4ミリ程度の場所、つまり毛包に達する程度の深さまでしか届かないようになっています。ですから、血管や内蔵などに影響を与える事はありません。また、皮膚ガンの心配をされる方もいますが、皮膚ガンの原因となるのは紫外線で、レーザーの光は赤外線に近いものですから、これも心配はありません。」
引用:http://www.epi.gr.jp/qa/qa_ind.html
とのことです。
皮膚がんが心配でレーザー脱毛を躊躇していた方は、安心してくださいね!
結論!クリニックのレーザー脱毛なら安心
レーザー脱毛にまつわる都市伝説について調査してみましたが、いかがでしたか?
顔脱毛に行こうかどうしようか迷っている……そんなあなたのご参考になれば幸いです。
ちまたで言われているような根拠のない噂を気にする必要はありませんが、脱毛自体はリスクを伴う立派な医療行為です。
100%安心・安全とは言い切れないのもまた事実。
だからこそ、できるだけ不安を事前に取り除いて、医師に相談しながら行ってくださいね。