美容クリニックや脱毛サロン、自分で脱毛を行う家庭用脱毛器よりも「気軽に」、「短時間で」、そして「リーズナブル」に脱毛をしたい方から人気が高いのが、脱毛クリームを使って脱毛をすることです。
しかし、脱毛クリームを使用した後、「うまく脱毛できず、ムダ毛が残っている」「脱毛クリームを使って、肌トラブルが起きた!」という声もよく挙がります。それは、脱毛クリームそのものの脱毛効果が低かったり、自分の肌質やムダ毛と合わなかったということもあります。
しかし、脱毛クリームを間違った方法で使用している可能性もあります。
今回は、脱毛クリームを使用する際の注意点、そして、脱毛クリームの正しい使い方についてご紹介します。
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★目次★
脱毛クリーム使用時の注意点は?
脱毛クリームを使用する際の注意点は3つあります。
パッチテストを行うこと
脱毛クリームを購入すると、「必ずパッチテストを行ってください」と、ほとんどのものに記載があります。
脱毛クリームを使用して、かぶれや腫れ、赤みやかゆみなどの肌トラブルが起こる方は、パッチテストを行わずにクリームを肌に塗り、トラブルが起きていることが多いです。
肌の強さに自信があったり、敏感肌でない方も、初めて使用する脱毛クリームの場合は、必ずパッチテストを行いましょう。
パッチテストの方法は、腕の内側など皮膚が柔らかく、肌トラブルが起こる場合反応が出やすい部分に脱毛クリームを塗ります。
そして、取り扱い説明書通りの時間を置き、よく洗い流します。
その後24時間様子を見ます。
24時間経過後、かぶれ・腫れ・赤み・かゆみなどの肌トラブルが起きた場合は、使用を控えるようにしましょう。
脱毛クリーム使用後は保湿ケアを行うこと
脱毛クリームを使用した後は、肌が乾燥したり、かゆみが出やすいです。
美容成分を含むなど、肌に優しい素材で作られていても、肌にあるムダ毛を溶かして除毛をするため、少なからず、肌に負担をかけます。
そのため、脱毛クリーム使用後はしばらく、保冷材などで肌を冷やします。
その後、低刺激な化粧水や乾燥肌・敏感肌用の乳液や保湿クリームを塗って、保湿ケアを行いましょう。
保湿ケアを行うと、脱毛クリームでかかった負担を補って、肌を整えることができます。
取り扱い説明書通りに脱毛クリームを使用すること
脱毛クリームで肌トラブルが起きるのは、取り扱い説明書通りに脱毛クリームを使用していないことが原因であることも多いです。
例えば、肌にクリームを塗って、洗い流すまでの放置時間を長くしすぎたり、規定量より多く塗りすぎた場合は、肌に過度な負担がかかり、肌トラブルを起こすことがあります。
インターネットの情報で「洗い流すまでの放置時間は長ければ長いほど、脱毛効果がある」と書かれていることがありますが、それは間違いです。
脱毛クリームによって、適切な放置時間、塗る量は異なります。
それぞれの取り扱い説明書通りに塗ることで、ベストな脱毛効果が期待できます。
セルフ調整は、脱毛クリームを3回以上使用して、自分の肌と合うかどうかが分かってから行うことをおすすめします。
脱毛クリームの使用タイミングは「ウォータープルーフタイプかどうか」で決める!
脱毛クリームを使用するタイミングは、使う脱毛クリームが「ウォータープルーフタイプかどうか」で決めます。
ここ数年までは、脱毛クリームと言えば、水分がつかないところで使用することと言われていました。
しかし、脱毛をするタイミングは、脚や腕、ワキなどを露出している時=入浴時なので、「お風呂に入っているときに脱毛クリームが使えれば良いのに…」という、たくさんの声が挙がっていました。
そこで、近年、脱毛クリームも進化を遂げて、入浴時に水がかかっても脱毛ができる、ウォータープルーフタイプの脱毛クリームが多数発売されるようになりました。
そこから、脱毛クリームの使用タイミングは「ウォータープルーフタイプかどうか」によって変わるようになりました。
ウォータープルーフタイプの場合「入浴中に脱毛クリームを塗ること」
最近は、「入浴中の使用OK」「お湯がかかっても脱毛ができる!」と記載がある、ウォータープルーフの脱毛クリームが増えています。
ウォータープルーフタイプの脱毛クリームは入浴中に塗りましょう。
また、お湯がかかっても効果が減ることはないと記載があっても、できるだけ水分をつけないことをおすすめします。
ウォータープルーフタイプでない場合「お風呂上りに脱毛クリームを塗ること」
ウォータープルーフタイプでない場合は、お風呂上りに脱毛クリームを塗りましょう。
よく、ウォータープルーフでない脱毛クリームを塗る際に、お風呂場で真っ裸になって、除毛をしていたという経験がある方も多いのではないでしょうか。
そうなると、寒いですし、脱毛クリームを使うことが嫌になってしまいますよね。
水分をつけてはいけない、ウォータープルーフタイプの場合は、クリームを使用する前にお風呂に入って、お風呂上りに使用しましょう。
これは、寒さ予防だけでなく、お風呂に入ることで身体の毛穴が開くので、毛穴の根本までしっかりと除毛クリームが浸透するようになるメリットもあります。
脱毛クリームの正しい使い方とは?
続いて、ウォータープルーフタイプである・ないに関わらず、共通している脱毛クリームの正しい使い方をご紹介します。
脱毛箇所の水分を取り除く
脱毛クリームを塗る前に、脱毛箇所の水分を十分にふき取りましょう。
脱毛箇所に水分が残っていると、脱毛効果が下がります。
規定量を守って、脱毛クリームを塗っていく
脱毛クリームを脱毛箇所に塗る際は、規定量を守りましょう。
脱毛クリームを塗るときは、付属のヘラやスポンジを使用します。
特に、ヘラを使用すると塗っているクリームの厚さにムラが出てしまいます。
クリームは一気に出さずに、面倒でも3~5センチずつ出して、ヘラでまんべんなく伸ばすことがポイントです。
クリームの厚さのポイントは、ムダ毛と肌を隠すくらいの厚さで塗ることです。
ムダ毛が浮き出ているもの、クリームを厚く塗って下に垂れるような塗り方はNGです。
規定時間放置する
脱毛クリームを塗り終わったら、説明書に記載がある規定時間を守って放置をします。
このときに、きちんと除毛ができているのか気になって、触ってしまう方が多いです。
放置時間中に触ると脱毛効果が低くなることがあります。
また、規定時間以上放置をしても肌トラブルを招く原因になります。
必ず定められた時間を守りましょう。
放置時間中に、水ぬれが不安な方は、脱毛箇所の上からラップを巻いて待つ方法もおすすめです。
美容院でカラーリングをする際に、カラー剤を塗った後にラップを巻かれることがありますよね。
これも同じ原理で、脱毛剤がしっかりとムダ毛の毛根に浸透するようにラップをする方法もあります。
しっかりと脱毛クリームをふき取る
規定時間放置をした後は、最後しっかりとクリームをふき取ります。
よく、「シャワーで流すだけでOK」と記載されているものもありますが、少しでもクリームが残っていれば、腫れやかぶれなどの肌トラブルの原因になります。
まず、ティッシュやタオルなどでしっかりと脱毛クリームをふき取りましょう。
お湯で洗い流して完了
しっかりと脱毛クリームをふき取った後は、お湯で洗い流して完了です。
先述した通り、少しでも脱毛クリームが残っていると肌トラブルの原因になります。
脱毛箇所をしっかり洗い流すようにしましょう。
化粧水や乳液、美容クリームなどで保湿をする
洗い流した後は、化粧水や乳液、美容クリームなどでしっかり保湿をしましょう。
ここで、しっかり保湿をすることで、脱毛箇所の乾燥や肌トラブルを防ぐことができます。
脱毛クリームの正しい使い方をマスターしよう!
今回は、脱毛クリームを使う際の注意点、正しい使い方と手順をご紹介しました。
今までの脱毛クリームの使い方は間違っていた…という方もいらっしゃったかもしれません。
脱毛クリームの正しい使い方をマスターして、ムダ毛知らずの肌を手に入れましょう!