足のムダ毛を自分で処理していると、黒いブツブツになったり埋没毛ができたりといった、さまざまなトラブルに見舞われがちです。
そのことから、足脱毛に通ってこのようなトラブルから解放されて、ツルツルの足になりたいと考える人も増えています。
足脱毛は多くの場合、脱毛サロンの光脱毛かクリニックのレーザー脱毛に通って施術を受けることになりますよね。
どちらにしても一度の施術で終わりではなく、何回か通う必要があります。
だけど、足脱毛を完了させるためにはどのくらいの回数通えば良いのかということについては、ちょっとよくわからないという人も多いのではないでしょうか。
サロンとクリニックでは足脱毛が完了するまでの回数も違いますし、足の中でも場所によって完了までの回数が違ってくる場合があるんです。
今回はそういった足脱毛に通う回数に関する疑問についてまとめていきます。
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★目次★
足脱毛のきほん
脱毛では、毛の黒いメラニン色素に反応する光を照射することで、毛根にダメージを与えます。
ダメージを受けた毛根からは、その後生えてくる毛が細くなったり、あるいは毛が生えてこなくなります。
これがおおまかな脱毛の仕組みです。
サロンでの光脱毛もクリニックでのレーザー脱毛もパワーの違いはありますが、脱毛の仕組みとしては同じです。
このことを踏まえて、足脱毛の基本についておさらいします。
足脱毛はパーツ毎に分かれている
足脱毛は面積が広いため、たいていのサロン・クリニックでは3つか4つのパーツに分かれています。
面積の大きなパーツをLパーツ、比較的面積の小さいパーツをSパーツとしているところが多く、分け方としては、「ひざ上(L)・ひざ(S)・ひざ下(L)・足の甲と指(S)」となっています。
3つのパーツのところは、ひざがひざ下に含まれていることが多いです。
人気なのはひざ下ですが、ひざやひざ上との境目が気になるから足全体を選ぶという人も少なくありません。
自分の足のムダ毛の状態をよく確認して、パーツを選んで脱毛するのか、足全体を脱毛するのかまず決める必要があります。
部位によってムダ毛のタイプに違いがある
足のムダ毛と一口にいっても、ひざ下とひざ上(太もも)ではムダ毛のタイプに違いがあります。
ひざ下や足の指などは比較的濃くてしっかりした毛が生えていますが、ひざ上(太もも)の部分はうぶ毛のような細い毛であることの方が多いです。
このようなムダ毛のタイプの違いによって脱毛の効果にも違いが出てきます。
うぶ毛や色素の薄い毛には回数が必要になる
脱毛で照射される光は、黒くて太い毛には良く反応するので脱毛の効果も出やすいのですが、うぶ毛のような色素の薄い毛には反応が鈍いため、脱毛の効果を得るまでにより多くの照射を必要とする場合があります。
この脱毛の特性により、ひざ下とひざ上でムダ毛のタイプが違う場合、通う回数に違いが出てしまうことがあるんです。
照射回数を何回か重ねた後は、次回の照射まで少し長めに間隔をあけて、より多くの毛が生え揃ってから照射をするなど工夫をすることで、より効率的な脱毛ができる場合もあります。
カウンセラーや施術スタッフの方とよく相談して進めることが大切です。
いずれにしても、一般的にひざ上(太もも)の部分は、ひざ下よりも照射の回数が多くなってしまう傾向があります。
ひざ上(太もも)には硬毛化・増毛化のリスク
うぶ毛の多い場所で起こりやすいと言われているのが、毛の硬毛化と増毛化です。
脱毛の光を照射することによって、もともと生えたいた毛よりも濃い毛が生えてきたり、毛の数が増えたりする現象です。
原因はよくわかっていませんが、脱毛の光が毛根を刺激してしまい、毛が濃くなったり増えたりするのではないかとも考えられています。
ひざ上(太もも)もまた、うぶ毛のような細くて薄い毛の多い場所なので、硬毛化・増毛化のリスクが比較的高い場所だと言われています。
高いといっても1%から多くて10%程の発生率で、照射を続けることできれいに脱毛することができます。
心配な方はサロンやクリニック選びをする時に、硬毛化・増毛化が起きた場合の保証をしているクリニックなどを選ぶと良いでしょう。
足脱毛にかかる平均回数は?
では、ここからは足脱毛にかかる平均回数についてまとめていきます。
毛が比較的太くて濃い「ひざ下」と、薄い毛が多く回数がよりかかると考えられる「ひざ上」の2つのパーツについて見ていきます。
脱毛は、毛周期に合わせて2~3ケ月に1回通うことになりますが、回数を重ねるとより毛が生え揃うまでそれ以上の間隔をあける場合もあります。
※毛量には個人差があり、効果が出るまでの回数は人によって違いますので、一つの目安として参考にしてみて下さい。
サロンでひざ下を脱毛する場合
サロンでの光脱毛でひざ下を脱毛する場合、2~6回(3ケ月から1年)で効果を実感し始め、6~12回(1年から2年)で自己処理が楽になります。
よりしっかりと脱毛するなら12回以上(2年から3年程度)は必要です。
サロンでひざ上を脱毛する場合
サロンでの光脱毛でひざ上を脱毛する場合は、ひざ下よりも効果が出るまでに回数が多くかかると感じている人が多く、効果を実感するまでに10回近く(1年から1年半)かかる人もいます。
10回~15回(1年半から2年以上)照射するとかなり自己処理も楽になってきますので、その時点で満足して終了する人も多いです。
さらにしっかりと脱毛したい人は20回前後(2年半から4年程度)考えた方がよいでしょう。
その場合は追加の料金なしで何回も通うことのできる通い放題のプランがあるサロンを選ぶという方法もあります。
クリニックでひざ下を脱毛する場合
クリニックでのレーザー脱毛でひざ下を脱毛する場合、2~3回(3ケ月から半年)で効果を実感し始め、3~4回(半年から10ケ月)で自己処理が楽になり、5~7回(1年から1年半)でほぼ自己処理の必要がなくなったと感じる人が多いようです。
レーザー脱毛はパワーが強力なので、脱毛の効果も早くから感じることができます。
クリニックでひざ上を脱毛する場合
クリニックでのレーザー脱毛でひざ上を脱毛する場合は、やはりひざ下よりは回数が多くかかると感じている人が多いようですが、レーザー脱毛機はうぶ毛にも効果を発揮しやすいので、サロンでの光脱毛に比べると回数はかなり少なくて済みます。
2~3回(3ケ月から半年)の照射で効果を実感し始め、3~5回(半年から1年)で自己処理が楽になったと感じ、6~9回(1年から2年)照射するとほぼ自己処理の必要がなくなったと満足する人が多いようです。
まとめ
足脱毛は何回くらい通えば完了するのか、おおよその平均回数についてまとめてみました。
通い放題のプランのあるサロンもたくさんあるということは、それだけ回数がかかる部位があるということだと考えられます。
特にひざ上(太もも)など回数がかかりそうでも徹底的に脱毛したいという人は、そういったプランを選択されることをおすすめします。
クリニックの場合は5~6回の回数をセットにしているところが多く、その回数で満足して脱毛を完了する人も多いそうです。
もちろん、個人差があるのでクリニックでもそれ以上の回数通う人もいます。
それでもクリニックの場合は基本的に通う期間も短くて済みます。
サロン脱毛に比べると価格は高くはなりますが、早く確実に足脱毛したい人にはやはりクリニックでの脱毛がおすすめです。