
脱毛を始める際、全身脱毛にしようか部位別にしようか迷ってしまいますよね。
全身のムダ毛をなくしたいけれど最初から全身脱毛に申し込むのは不安がある、だけど部分脱毛にしたら後から他の部分が気になるかもしれない、など悩んでしまうことが多いのがコース決めです。
そんな時のために、全身脱毛と部分脱毛を選ぶポイントをまとめました。
全身脱毛について
全身脱毛とは、ワキや腕、背中、脚、お腹など全ての部位を脱毛するコースのことです。
どの部位まで含まれるのかはサロンによって異なります。
例えば、ミュゼの「全身脱毛コースライト Aプラン」(189,000円)の場合、両ヒジ上、両ヒジ下、両ヒザ上、両ヒザ下、両手の甲と指、両足の甲と指、トライアングル上、トライアングル下、Iライン、ヒップ奥がプランに含まれます。
一方、銀座カラーの全身脱毛の場合は値段197,650円で、両ワキ、両ヒザ上、両ヒザ下、両手の甲・指、両ヒザ上、両ヒザ下、両足の甲・指、えり足、背中上下、腰、ヒップ、ヒップ奥、胸、乳輪周り、お腹、へそ周り、へそ下、Vライン(上部、サイド、ライン)が含まれるプランとなっています。
申し込む際は、プランの中に気になっている部位が含まれているかしっかり確認しておきましょう。
入っていない場合は、部分脱毛として追加で申し込まなければならなくなる可能性があります。
特に顔やVIOラインはプランに含まれていないことも多いので、希望する人は注意が必要です。
全身脱毛のメリットとデメリット
全身脱毛のメリットは体全体をきれいにしてもらえることです。
全身くまなく毛を処理しておきたい方に適しています。
全身脱毛コースに申し込んでおけば、あとから他の部位が気になって付け足すということもないので、余分な時間や費用がかかりません。
同じだけの部位を脱毛するなら、部位ごとに行うよりも全身脱毛の方がずっと料金が安くなります。
全身脱毛コースに適しているのは、全身のムダ毛を処理してもらいたい人、総額を抑えたい人、一気に施術を終わらせたい人です。
これらに当てはまる人は全身脱毛を検討してみてください。
ただ、いくつかのデメリットもあります。
全身脱毛を行う方が総額で考えると得ですが、最初に高額契約をしなければならないので、まとまったお金を用意することが難しい場合は負担になりかねません。
分割払いすることもできますが、途中でやめたくなった場合に手数料がかかってしまいます。
また、施術範囲が広いため1回の施術時間が長いことにも注意が必要です。
部分脱毛について
部分脱毛とは、好きな部分を選んで行うタイプの脱毛プランです。
ワキやVライン、脚、腕、手の甲や指など、気になる部分を集中して施術してもらえます。
一番人気があるのはワキの脱毛です。
ある調査によると、約70%の人が最初に脱毛する部分にワキを選んでいることがわかりました。
ワキの部分脱毛はよく激安価格でのお試しキャンペーンも行っているので、初めてサロンに行く方にもおすすめです。
部分脱毛のメリットとデメリット
一部を脱毛すると、脱毛していない部分との差が目立ってきます。
結果、他の部分も気になりはじめ、結局全身の脱毛を行うという人も多いです。
そうすると最初から全身脱毛を行うよりも総額が高くなってしまうので、もしも迷っているなら全身脱毛を選んだ方がいいかもしれません。
また、追加しながら部位を広げていくと、時間も余分にかかってしまいます。
脱毛が終わるまでにはエステサロンの場合約2年、クリニックでも1年ほどかかるため、追加ではじめるとその分時間が伸びてしまうのです。
部分脱毛を選ぶ際はこの2点に注意しましょう。
ただ、部分脱毛にはメリットもたくさんあります。
全身脱毛の場合、特に気にしていない部位がコースに含まれていたり、逆に気になっている部分が含まれていなかったりということもありますが、部分脱毛ならその心配はありません。
全身脱毛に比べて施術時間が短めなので、まとまった時間を取りにくい人でも安心です。
また、以前サロンに通っていたけれど、気になる部位が残っているという人が、別のサロンで部分脱毛を始めるケースもあります。
部分脱毛に向いているのは、一部分だけ気になっている人や、途中で嫌にならないか不安だという人、短い時間で施術を済ませたい人です。
それぞれ違った利点がある全身脱毛と部分脱毛
全身脱毛は全身をきれいにしたいと考えている人におすすめのプランです。
契約時に支払う金額は多いですが、総額で考えると部位別に行うのに比べてだいぶ割安なので、後から追加する可能性がある方は、全身脱毛を選ぶことをおすすめします。
部分脱毛にも、金額が安く施術時間が短いというメリットがあります。
手軽に始めたい方や、一部分だけ気になっていて、他の部分の脱毛の必要性を感じていない人におすすめのコースです。
それぞれに違ったメリットがあるので、目的に合わせて適した方を選びましょう。